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続けているもの

まちの話題と、確かめたこと

SNSやニュースで見かける米沢市政の話題を拾って、公開されている資料でどこまで確かめられるかを並べています。いま22件。話題が出るたびに足していきます。

学校と子どものこと4

統合中学校の開校時期と、体育館の空調。2026年にいちばん揉めた話です。

こんな言い方を見かけます

市長が、議会が決めた統合中学校の開校時期を、勝手に3年延ばそうとした

一部はそのとおり確かめられる部分と、前提や続きが抜けている部分があります

確かめたこと

  • 東成中学校の開校を令和11年(2029年)4月1日とすることは、令和6年3月定例会で条例として議決されています。
  • 令和8年(2026年)2月に提出された令和8年度当初予算(議第25号)は、開校を令和14年度へ延期する方針を前提に、中学校体育館の空調設備の設計費を計上する内容でした。開校に必要な費用は入っていませんでした。
  • 予算特別委員会は、この当初予算を「否決すべきもの」と決定しました。
  • これを受けて市長は3月19日に議第25号を撤回し、東成中学校の統合改修設計業務委託料など1億2,000万円を追加した議第41号(総額465億9,000万円)を改めて提出。3月24日に賛成16・反対7で可決されました。
  • 市長自身が撤回の説明で「令和11年度の東成中学校統合を延期することは、今後議決を要する事項である」と述べています。
  • 2026年6月には、開校を延期する議案が市議会で否決されました(賛成5・反対18・欠席1)。

読むときの注意

「勝手に決めた」という言い方については、市長が延期には議決が要ると認めたうえで予算を組み直している、という経過も同時に見る必要があります。一方で、条例で決まっている開校の費用を当初予算に入れずに出した、という点は事実です。

この項目が見たもの出典 3 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市議会 令和8年3月定例会 会議録令和8年3月19日・24日の本会議。撤回の説明と再提案の説明。
  2. 2.米沢市議会 議案・議決結果議第25号の撤回承認、議第41号の議決結果。
  3. 3.YTS山形テレビ「体育館へのエアコン設置は『白紙状態』」(2026年6月22日)6月の議案否決と、その後の市長発言。

リンク先は米沢市など、それぞれの発行元の公式ページです。 このノートの書き方に納得がいかないときほど、こちらを直接見てみてください。

確かめた日:2026年8月21日

こんな言い方を見かけます

延期しようとした理由は、お金がないから

資料で確かめられます公開されている資料に、そのとおりのことが書かれています

確かめたこと

  • 市長は撤回の説明で「限られた財源の中で、この空調設備整備と東成中学校の開校を同時に進めることは困難であると判断し」と述べています。
  • 総務部長も「空調設備の整備と東成中学校の開校を同時に進めることは、財政上の面から困難だという判断」「もともと令和13年度までは赤字が続く状況」と答弁しています。
  • 体育館の空調について市は、熱中症対策と避難所機能の強化という観点から「喫緊の課題」と位置づけています。

読むときの注意

財政が理由であること自体は資料のとおりです。ただし議会側からは「財政シミュレーションを示さないまま、両立は困難と決めつけた」という指摘も出ています。どちらも会議録に残っています。

この項目が見たもの出典 1 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市議会 令和8年3月定例会 会議録令和8年3月19日、市長・総務部長の説明。

リンク先は米沢市など、それぞれの発行元の公式ページです。 このノートの書き方に納得がいかないときほど、こちらを直接見てみてください。

確かめた日:2026年8月21日

こんな言い方を見かけます

議会が、体育館へのエアコン設置に反対した

言い方に注意起きたことの順番や、言葉の意味がずれています

確かめたこと

  • 議会が2026年6月に否決したのは、東成中学校の開校を延期する議案です。空調設備そのものを否決したわけではありません。
  • 令和8年3月の決議(発議第4号)を提出した議員は、質疑のなかで「空調設備は中学校だけに限らずほかの教育施設にも必要ではないか」という問いに対し「賛同いたします」「できるだけ早く様々な施設に対して空調が設置されるべき」と答えています。
  • 空調が「白紙状態」と表現されたのは、6月に延期議案が否決されたあとの市長の発言としてニュースで報じられたものです。

読むときの注意

「議会が反対したから空調がなくなった」という言い方と、「延期が否決されたので空調を白紙にした」という言い方では、原因と結果の向きが逆になります。起きた順番は会議録と報道で確認できます。

この項目が見たもの出典 2 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市議会 令和8年3月定例会 会議録令和8年3月24日、発議第4号の提案理由と質疑。
  2. 2.YTS山形テレビ「体育館へのエアコン設置は『白紙状態』」(2026年6月22日)

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確かめた日:2026年8月21日

こんな言い方を見かけます

延期すると、第七中学校の生徒だけが不利なままになる

評価が分かれます事実の確認というより、どう受け止めるかが分かれる論点です

確かめたこと

  • 決議の提案理由では、令和8年4月に第七中学校を除く市内すべての中学校で「適正規模」が確保される見通しであること、東成中の開校が3年遅れることで生じる差が、さらに3年延びれば6年になることが述べられています。
  • 「適正規模」は市の基本計画で各学年4学級以上・全体12学級と定められています。小規模校では専門外の教員による指導が増える、といった課題が挙げられています。
  • 一方、同じ本会議で別の議員から「3年遅れで実際にどんな教育格差ができるのか。できるとしたら教育委員会に対応を求めるべきではないか」という質疑も出ています。

読むときの注意

教育環境に差が出るかどうか、出るとしてどの程度かは、立場によって見方が分かれています。どちらの主張も同じ日の会議録に載っているので、原文を読み比べるのがいちばん確かです。

この項目が見たもの出典 1 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市議会 令和8年3月定例会 会議録令和8年3月24日、発議第4号の提案理由と質疑応答。

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確かめた日:2026年8月21日

市立病院とお金4

2023年に新しくなった市立病院。いま関心がいちばん集まっているテーマです。

こんな言い方を見かけます

市立病院が赤字になっている

資料で確かめられます公開されている資料に、そのとおりのことが書かれています

確かめたこと

  • 令和4年度は約0.3億円の黒字でしたが、令和5年度は約13.8億円の赤字、令和6年度は約15.5億円の赤字です。
  • 令和6年度末の累積欠損金は約126.4億円、資本は約30.7億円の債務超過となっています。
  • 病床稼働率は85.4%(経営強化プランの目標は92%以上)、経常収支比率は85.4%(収支が釣り合うのは100%)です。

読むときの注意

赤字であること自体は資料のとおりです。ただし公立病院の経営悪化は全国的な傾向で、国が令和7年度から資金繰りを支える病院事業債(経営改善推進事業)を新設しています。米沢市もこの発行を希望していると答弁しています。

この項目が見たもの出典 2 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市立病院 事業会計決算(令和6年度)決算の数字。
  2. 2.米沢市議会 公式サイト令和7年12月11日、市立病院事務局長の答弁(今年度の資金不足は約8億円程度の見込み、病院事業債の発行を準備中)。

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確かめた日:2026年8月21日

こんな言い方を見かけます

市立病院に、市の一般会計から毎年お金を入れている

資料で確かめられます公開されている資料に、そのとおりのことが書かれています

確かめたこと

  • 令和6年度の一般会計からの繰入金は約10.3億円です。
  • これは市の一般会計(令和8年度当初予算で465億9,000万円)の2%あまりにあたります。
  • 繰入金は、法律で定められた負担区分にもとづくものと、経営を支えるためのものが含まれます。

読むときの注意

自治体が公立病院にお金を入れること自体は制度上想定されているもので、米沢だけの特殊な話ではありません。金額の大きさをどう見るかは、判断が分かれるところです。

この項目が見たもの出典 2 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市立病院 事業会計決算(令和6年度)
  2. 2.米沢市議会 議案・議決結果令和8年度当初予算の総額。

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確かめた日:2026年8月21日

こんな言い方を見かけます

議会が、病院の決算を認めなかったことがある

資料で確かめられます公開されている資料に、そのとおりのことが書かれています

確かめたこと

  • 令和6年(2024年)9月27日、令和5年度の市立病院事業会計決算が、本会議で全会一致により「不認定」となりました。
  • 指摘されたのは、①計画性・予算管理の問題、②予算に定めのない項間の流用など恒常的な会計処理の不備、③再発防止策の不十分さ、の3点です。
  • 市は、複数職員によるチェック体制や会計専門職の採用などの措置を公表しています。
  • 決算の不認定は珍しい議決です。しかもこの件は、どの会派も判断が同じでした。

読むときの注意

決算が不認定になっても、すでに使われたお金が戻るわけではありません。議会が「この使い方は認められない」という意思を示す手段です。

この項目が見たもの出典 2 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市議会 議案・議決結果令和6年9月定例会の議決結果。
  2. 2.米沢市立病院 経営状況・事業報告書指摘事項と、市がとった措置。

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確かめた日:2026年8月21日

こんな言い方を見かけます

新しい病院を建てたせいで赤字になった

一部はそのとおり確かめられる部分と、前提や続きが抜けている部分があります

確かめたこと

  • 新病院は2023年11月1日に開院しました(263床・31診療科)。赤字が大きくなったのは開院の前後からです。
  • 市の資料では、赤字の要因として新病院関連の経費、人件費、物価高が挙げられています。
  • 同じ敷地に民間の三友堂病院が移転し、市立病院が救急や重症、三友堂病院がリハビリや地域包括ケアを担う機能分担の形になっています。

読むときの注意

建物の話だけが原因と書かれている資料は見つかりませんでした。人件費や物価の上昇、そして全国の公立病院に共通する経営環境の悪化も、同時に挙げられています。単一の原因に絞る言い方には注意が要ります。

この項目が見たもの出典 2 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市立病院 建替基本構想
  2. 2.日経BP「市立病院の敷地に民間病院が引っ越し、米沢市」同一敷地での機能分担の経緯。

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確かめた日:2026年8月21日

まちに入るお金3

ふるさと納税、宿泊税、観光。「稼ぐ」側の話にも、いろんな意見が出ています。

こんな言い方を見かけます

米沢市で宿泊税の導入が決まった

確認できませんでした公開資料の範囲では、裏づけを見つけられませんでした

確かめたこと

  • 市議会の会議録を見るかぎり、宿泊税は「研究・検討」の段階として説明されています。導入を決めたという議決は確認できませんでした。
  • 令和7年3月定例会で市長は「まずはそれらの施策を担当する部署において、先進自治体の実例調査をはじめ様々な課題を整理、研究するところから始めたい」と答弁しています。
  • 令和6年12月定例会でも同じ議員から質問が出ており、市長は「様々なメリット、デメリットがあり、本市においては慎重に検討する必要がある」と答えています。
  • 令和8年3月の予算特別委員会では、委員から「宿泊税、ふるさと応援寄附金、環境保全協力金などの歳入について、さらに増収となるように制度設計すべき」という質疑が出ています。

読むときの注意

検討が進んでいること自体は事実ですが、「決まった」と「検討している」は別の話です。新しい税をつくるには条例が必要で、条例は市議会の議決事項です。決まったかどうかは議決結果を見れば確かめられます。

この項目が見たもの出典 3 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市議会 公式サイト令和7年3月定例会(2025年2月27日)の市長答弁。
  2. 2.米沢市議会 令和8年3月定例会 会議録令和8年3月24日、予算特別委員長報告のなかの質疑。
  3. 3.米沢市議会 議案・議決結果条例の議決結果はここで確認できます。

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確かめた日:2026年8月21日

こんな言い方を見かけます

ふるさと納税50億円という公約が、まったく達成できていない

資料で確かめられます公開されている資料に、そのとおりのことが書かれています

確かめたこと

  • 選挙公約に「ふるさと納税額3倍の50億円を目指します」と書かれています。
  • 実績は2021年 18.2億円、2022年 16.9億円、2023年 15.1億円、2024年 14.95億円で、3期連続の減少です。
  • 令和8年3月定例会の答弁では、令和7年度は3月1日時点の速報で17億円超、18億円前後の見通しで、当初予算に見込んだ20億円の達成は困難とされています。
  • 同じ議会で「目標としていた約20億円すら2年連続で未達成」という指摘が討論で出ています。

読むときの注意

数字はそのとおりです。一方で、寄附の「件数」は2024年に48,786件と過去最多で、1件あたりの単価が下がっていることが減少の要因として資料に出ています。金額だけを見るか、件数も見るかで印象は変わります。

この項目が見たもの出典 3 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.近藤洋介 公式サイト(選挙公約)
  2. 2.総務省 ふるさと納税に関する現況調査年度別の受入額・件数。
  3. 3.米沢市議会 令和8年3月定例会 会議録令和8年3月、一般質問での答弁と、討論での指摘。

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確かめた日:2026年8月21日

こんな言い方を見かけます

観光に力を入れると言いながら、観光の予算を削っている

評価が分かれます事実の確認というより、どう受け止めるかが分かれる論点です

確かめたこと

  • 令和8年3月定例会の反対討論で「当初計画になかった道の駅米沢の空調整備事業費を提出し、その後、後出しで令和7年度、令和8年度のDMO予算を削減した」という指摘が出ています。
  • 同じ討論では「観光予算総額の増加のみを強調していた」という指摘もあります。
  • 一方、別の議員の一般質問では「本市DMOも成果を出していますが、市の評価は必ずしも一致していないように感じます」と、評価の食い違い自体が問題として取り上げられています。

読むときの注意

「総額は増えている」と「特定の事業は減っている」は、どちらも同時に成り立ちます。何をもって観光に力を入れていると言うかは、評価が分かれるところです。予算書の細目まで見ないと判断できません。

この項目が見たもの出典 2 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市議会 令和8年3月定例会 会議録令和8年3月24日の討論、2月26日の一般質問。
  2. 2.米沢市 当初予算の重点事業等説明書事業ごとの金額はここで確認できます。

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確かめた日:2026年8月21日

決め方のこと4

「議会を軽視しているのでは」という指摘と、「議会は機能しているのか」という指摘。両方あります。

こんな言い方を見かけます

市長が議会を軽視している

評価が分かれます事実の確認というより、どう受け止めるかが分かれる論点です

確かめたこと

  • 令和8年3月定例会で、市長が提出した当初予算は予算特別委員会で「否決すべきもの」と決定され、市長がこれを撤回して組み直したうえで再提出しました。
  • 反対討論では「議決という法的根拠を軽視し、教育委員会の独立性への配慮も欠き」「議会への説明責任の不十分さ、誠意を欠く」という指摘が出ています。
  • 同じ会期の閉会あいさつで市長は「市議会の議決の重みは以前より重々認識している」「今回の経験を重く受け止め、今後はより一層議員の皆様との丁寧な対話と調整を心がけ」と述べています。
  • そのうえで再提出された予算は賛成16・反対7で可決されています。

読むときの注意

「軽視している」は評価の言葉なので、資料で正誤を判定することはできません。判定できるのは、何が起きて、それぞれが何と言ったか、までです。両方の発言が同じ会議録に載っているので、読み比べてご自身で判断してください。

この項目が見たもの出典 2 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市議会 令和8年3月定例会 会議録令和8年3月24日の反対討論と、市長の閉会あいさつ。
  2. 2.米沢市議会 議案・議決結果議第41号の議決結果。

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確かめた日:2026年8月21日

こんな言い方を見かけます

米沢市議会は、市長の提案をそのまま通すだけになっている

言い方に注意起きたことの順番や、言葉の意味がずれています

確かめたこと

  • 令和5〜7年度の3年間で審議された議案594件のうち、全会一致にならなかったのは28件です。
  • そのうち令和8年3月定例会だけで5件あり、この3年でも多いほうの会期です。
  • 同じ会期では、議員側から出した議案(発議)が3件とも可決されています。うち1件は「東成中学校開校延期方針に関する決議」です。
  • 3年間で、賛成少数で通らなかった議案が2件、市民から出た請願が採択された例が1件あります。

読むときの注意

全会一致が95%を超えるのは事実です。ただし市町村議会には国会のような与党・野党の構図がなく、議案の多くが手続き的なものであることも背景にあります。「全会一致が多い=機能していない」と直結させる前に、中身を見る必要があります。

この項目が見たもの出典 2 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市議会 議案・議決結果令和5〜7年度の議決結果を数え直したもの。
  2. 2.米沢市議会 令和8年3月定例会 会議録

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確かめた日:2026年8月21日

こんな言い方を見かけます

予算が議会で否決された

言い方に注意起きたことの順番や、言葉の意味がずれています

確かめたこと

  • 令和8年3月定例会で「否決すべきもの」と決定したのは予算特別委員会です。本会議で否決の議決が行われる前に、市長が議案を撤回しました。
  • 撤回は3月19日の本会議で承認されています。
  • 組み直して再提出された議第41号は、3月24日に賛成16・反対7で可決されました。

読むときの注意

「委員会で否決すべきとされた」と「本会議で否決された」は、手続き上まったく別のことです。結果として令和8年度の予算は成立しています。

この項目が見たもの出典 2 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市議会 令和8年3月定例会 会議録令和8年3月19日・24日の本会議、予算特別委員長報告。
  2. 2.米沢市議会 議案・議決結果

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確かめた日:2026年8月21日

こんな言い方を見かけます

市民の声は、市政にはどうせ届かない

一部はそのとおり確かめられる部分と、前提や続きが抜けている部分があります

確かめたこと

  • 市民や団体は「請願」という形で議会に意思を出せます。採択されれば議会の意思になります。
  • 令和6年9月定例会では、市民から出された「(仮称)栗子山風力発電事業の白紙撤回を求める請願」が賛成多数で採択されています。
  • 一方、令和6年6月定例会では「健康保険証を廃止せず存続を求める国への意見書提出方請願」が賛成少数で不採択となっています。

読むときの注意

届く仕組みは用意されていて、実際に通った例もあれば通らなかった例もあります。「どうせ届かない」も「出せば通る」も、どちらも実際とは違います。

この項目が見たもの出典 1 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市議会 議案・議決結果令和6年6月・9月定例会の議決結果。

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確かめた日:2026年8月21日

雪とくらし4

米沢でいちばん身近な行政サービス。年によって費用が4倍ちがう、という話です。

こんな言い方を見かけます

除雪の予算が毎年足りていない

言い方に注意起きたことの順番や、言葉の意味がずれています

確かめたこと

  • 除雪にかかる費用は、その年の雪の量でまったく変わります。令和5年度は約5億3,249万円(除雪補償料2億2,146万円+除排雪業務委託料約3億1,103万円)でした。
  • 一方、令和6年度は連続した降雪により約20億円規模に達しています。市の答弁では「過去最大」とされています。
  • 令和3年度は当初予算7億円に補正9億円を足して合計16億円でした。
  • つまり、少ない年と多い年で4倍近い差があります。当初予算に全部を積むことはできないので、足りないぶんは補正予算で追加する形になります。

読むときの注意

「足りていない」というより、「その年になってみないと分からないので、当初予算では足りない前提で組んである」というのが実際です。ただし多い年には、貯金の取り崩しが増えて財政を圧迫します。

この項目が見たもの出典 1 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市議会 公式サイト令和6年6月定例会(2024年6月5日)建設部長答弁=令和5年度の実績。令和8年3月定例会(2026年3月2日)建設部長答弁=令和6年度の約20億円。

リンク先は米沢市など、それぞれの発行元の公式ページです。 このノートの書き方に納得がいかないときほど、こちらを直接見てみてください。

確かめた日:2026年8月21日

こんな言い方を見かけます

除雪は市の職員がやっている

言い方に注意起きたことの順番や、言葉の意味がずれています

確かめたこと

  • 実際に除排雪を担っているのは民間の事業者です。市の答弁によると、委託業者38社、下請事業者19社、除雪オペレーターは約360名です(令和3年度の冬)。
  • 市が行うのは、路線の割り振り、費用の負担、苦情への対応などです。
  • オペレーターの人件費を確保するため、雪が少ない年には「除雪補償料」という形で支払われる仕組みがあります。令和5年度はこれが2億2,146万円でした。

読むときの注意

雪が少ないと事業者の仕事が減り、機械も人も維持できなくなります。補償料は「雪が降らなくても体制を残しておくため」のお金です。少雪の年に費用がかかるのは無駄ではなく、次の大雪に備える意味があります。

この項目が見たもの出典 1 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市議会 公式サイト令和4年6月定例会・令和6年6月定例会での建設部長答弁。

リンク先は米沢市など、それぞれの発行元の公式ページです。 このノートの書き方に納得がいかないときほど、こちらを直接見てみてください。

確かめた日:2026年8月21日

こんな言い方を見かけます

除雪にシステムを入れたのに、何も変わっていない

一部はそのとおり確かめられる部分と、前提や続きが抜けている部分があります

確かめたこと

  • 市はGPSを使った除雪管理システムを導入し、作業時間にもとづく精算に変えました。
  • 市議会での質疑によると、市民からの苦情件数は減少しています。
  • 一方、経費の削減効果について市は「令和6年度は約20億円規模に達する大雪であったことに加え、システム導入初年度で不具合対応やデータ修正作業が多く発生し、事務処理に要する時間が増加した」と答弁しています。
  • 事業者側からは、排雪作業のシステム不具合、GPSエラー、回送時間の扱い、資金繰りへの影響といった課題が挙げられています。

読むときの注意

苦情が減ったことと、経費が減らなかったことは、どちらも市自身が認めています。「何も変わっていない」わけではなく、「変わった部分と、まだ効果が出ていない部分がある」というのが資料に沿った言い方です。

この項目が見たもの出典 1 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市議会 令和8年3月定例会 会議録令和8年3月2日、一般質問での質疑と建設部長の答弁。

リンク先は米沢市など、それぞれの発行元の公式ページです。 このノートの書き方に納得がいかないときほど、こちらを直接見てみてください。

確かめた日:2026年8月21日

こんな言い方を見かけます

除雪費が市の財政を苦しくしている

資料で確かめられます公開されている資料に、そのとおりのことが書かれています

確かめたこと

  • 令和7年3月定例会の予算特別委員長報告に、財政調整基金の取崩し額が令和6年度36億円、令和7年度38億円と増えていること、「これに除雪事業費8億円が加わり、令和6年度末の残高が約10億円まで減少する見通し」という委員の意見が記録されています。
  • 同じ意見のなかで「もし、令和7年度に災害が起これば、市の貯金は枯渇するおそれがある」とも述べられています。

読むときの注意

除雪は削れる費用ではありません。市議会では「市民の生命と財産を守るための予算であれば惜しみなく使え」という趣旨の発言も出ています。問題は除雪費そのものより、それを吸収できる余力が細っていることのほうです。

この項目が見たもの出典 1 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.米沢市議会 公式サイト令和7年3月定例会(2025年3月24日)予算特別委員長報告。

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確かめた日:2026年8月21日

鉄道とバス3

米坂線をどうするか。米沢だけでは決められない話なので、話がややこしくなっています。

こんな言い方を見かけます

米坂線は廃止が決まった

確認できませんでした公開資料の範囲では、裏づけを見つけられませんでした

確かめたこと

  • 2026年8月時点で、廃止が決まったという発表は確認できませんでした。JR東日本と山形・新潟両県、沿線市町村による協議が続いています。
  • 示されている選択肢は4つです。①これまでどおりJRが運営、②運行はJR・施設の維持管理は自治体(上下分離方式)、③第三セクターへの移管、④バス転換。
  • 沿線自治体は、これに加えてBRT(バス高速輸送システム)での復旧も検討する考えを示しています。
  • 2026年4月30日の会議で、JR側は「復旧に向けてどの選択肢を選んだとしても、JRがこの地域からいなくなることはない」と述べたと報じられています。

読むときの注意

「決まった」という話は出ていませんが、「決まっていない状態が長く続いている」ことも事実です。被災は2022年8月で、4年が経過しています。

この項目が見たもの出典 2 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.さくらんぼテレビ「JR米坂線復旧 半年ぶり会議」(2026年4月30日)
  2. 2.鉄道協議会「JR米坂線の復旧検討会議『上下分離や三セク移管』も検討へ」4つの選択肢の整理。

リンク先は米沢市など、それぞれの発行元の公式ページです。 このノートの書き方に納得がいかないときほど、こちらを直接見てみてください。

確かめた日:2026年8月21日

こんな言い方を見かけます

米沢の米坂線が止まっている

言い方に注意起きたことの順番や、言葉の意味がずれています

確かめたこと

  • 運休しているのは今泉駅(長井市)〜坂町駅(新潟県)の区間です。2022年8月の豪雨による被災が原因で、代行バスが走っています。
  • 米坂線の起点は米沢駅で、米沢〜今泉の区間は運行しています。
  • つまり米沢市内から見ると、線路は動いているけれど、その先が途切れている状態です。

読むときの注意

米沢市民にとって直接の運休区間ではありませんが、路線全体が存続するかどうかは米沢駅の位置づけにも関わります。「自分のところは動いているから関係ない」とも言い切れない話です。

この項目が見たもの出典 1 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.やまがたの鉄道の魅力発信ポータル「米坂線(今泉駅〜坂町駅)の運休とバス代行輸送について」運休区間と代行バスの状況。

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確かめた日:2026年8月21日

こんな言い方を見かけます

バス転換のほうが安いのだから、そうすればいい

評価が分かれます事実の確認というより、どう受け止めるかが分かれる論点です

確かめたこと

  • JR側が示した試算では、地域の負担は第三セクター運営で年7.2億円、バス転換で年9,000万円とされています。
  • バス転換案では、既存の駅を活用したうえで停留所を新設し、停車位置の数は被災前の1.5倍になる計算が示されています。
  • 沿線自治体は、4つの選択肢に加えてBRTでの復旧も検討する考えを示しています。

読むときの注意

費用だけを見ればバスが安いのは試算のとおりです。一方で、鉄道とバスでは輸送力・所要時間・冬季の定時性・災害時の役割が違います。何を基準に選ぶかで結論が変わるため、「安いほうがいい」で決められる話にはなっていません。

この項目が見たもの出典 2 件。ここに書いた事実は、すべてこの資料から取っています
  1. 1.日本経済新聞「米坂線復旧、バス転換は6停留所新設などルート案 JR東」
  2. 2.さくらんぼテレビ「JR米坂線の“復旧案” 地域負担は三セク運営で7.2億円 バス転換で9000万円に」JR側が示した試算。

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確かめた日:2026年8月21日