学生にも、若い人にも。
まちの動きが分かるページを作りたくて

米沢に住んでいて、ふと思ったことがあります。このまちがどう動いているのか、自分は何も知らないなと。
給食費がどう決まっているのか。除雪にいくら使われているのか。誰がそれを決めているのか。 知らないまま毎日を過ごして、知らないまま「なんとなく不満」だけがある。 まわりの同世代に聞いても、だいたい同じでした。
じゃあ情報が隠されているのかというと、そんなことはまったくなくて。 市議会の会議録は、発言が全文PDFで公開されています。議案も、予算も、決算も、ぜんぶ見られます。 誰でも、いますぐ、無料で。
読んでみて、二つのことに驚きました。ひとつは、思ったよりずっと具体的で、面白かったこと。 もうひとつは——量が、あまりにも多いことでした。
ひとつの会期で8万字。3年分の議案で594件。全部公開されているのに、全部読める人はほとんどいない。 これは「情報がない」問題ではなくて、「情報が多すぎて、入口がない」問題なんだと思いました。
だったら、入口を作ればいい。 学生でも、はじめての人でも、5分で「へえ」と思えるところまで持っていければいい。 そう思って始めたのがこのノートです。
AIの力を借りています
正直に書きます。このノートの作業の多くは、AIに手伝ってもらっています。
何万字もの会議録を読んで要点を並べたり、594件の議案を分類して数えたり、 議員のブログを横断して集めたり。手作業でやるには、どう考えても時間が足りません。 AIがなければ、このノートは始められませんでした。
ただし、AIが書いたものをそのまま出すことはしません。 数字は必ず元の資料に当たって確かめます。AIが「たぶんこうだろう」と埋めたところは削ります。 記事の最後に出典を並べているのは、確かめた跡を、読む人にも渡すためです。
どの資料を、どうやって持ってきて、どこをAIにやらせて、どのページに出しているのか。 全部、このページの下に図にして並べました。 隠すところがないので、隠していません。
どちらの味方でもありません
政治の話を扱うので、最初にはっきりさせておきます。このノートは、特定の政党・会派・議員・市長の味方ではありません。特定の企業を持ち上げることもしません。広告も受け取っていません。
誰かを応援したり批判したりするためではなく、自分たちが住んでいるまちのことを知るために書いています。
とはいえ、住んでいる以上、感じることはあります。「これはちょっと分かりにくいな」と思うこともあります。 そういうときは書きます。ただし事実と感想はきっちり分けて、 感想のところには必ず「ここからは私の感想です」と断りを入れます。
守ると決めていることは、編集の約束に5つ書きました。
記事の日付は「扱っている時期」です
記事の頭に出ている日付は、その記事がどの時期のできごとを扱っているかを表しています。 文章を書いた日ではありません。令和8年3月の定例会の記事は3月に、 6月の議決を追った記事は6月に置いてあります。
そうしているのは、まちの動きは日付の順に読んだほうが分かるからです。 会議録は会期の1〜2か月あとに公開されるので、実際に読んで書いたのは、 どの記事も日付より後になります。本文を直したときは、別に「更新」として日付を出します。
まちがえます。そのときは直します
小さくやっているので、まちがえます。読みちがえたり、数え落としたり、 説明が足りなかったりすると思います。
見つけたら、教えてください。すぐ直します。そしていつ何を直したかを記事の下に残します。こっそり書き換えることはしません。
このノートは、あくまで勉強のためのノートです。そのつもりで、ゆるく読んでいただけたらうれしいです。 至らないところは、どうかご容赦ください。
このノートが、できるまで
もとの資料をさがすところから、記事になって、読んだ人に直してもらうところまで。 ぜんぶで6つの段があります。
カードを押すと、そこで何をしているかがくわしく出ます。
図の中の数字は、いま手元にあるものを数えて出しています (議会の資料は2026年8月25日時点、議員の発信は2026年8月25日時点)。
もとの資料をさがす
ぜんぶ、米沢市・市議会・市立病院と、議員本人が自分で公開しているものです。ここに無いところからは、数字を取っていません。
取り込む
どうやって、どのくらいの頻度で持ってくるか。ここを自動にしすぎないのが、このノートの決まりです。
しまう
取り込んだものを、どんな形で置いているか。いつ時点のものかが分からなくなる置き方は、しません。
組み立てる
数えるところは機械に、要約はAIに。ただし、出す前に人が元の資料で確かめます。
ページに出す
どのデータが、どのページに出ているか。カードの中の色つきの札が、使っているもとの資料です。
読んだ人の声で、直す
まちがえます。そのときは直して、直した跡を残します。ここまで来たら、また①に戻ります。
そしてまた、①もとの資料に戻ります。 新しい会期が公開されるたび、ここをひとまわりしています。
守ると決めていること
1特定の誰かの味方をしません
特定の政党・会派・議員・市長、そして特定の民間企業を持ち上げたり、貶めたりする記事は出しません。人ではなく、決まったことと、決まり方を書きます。
2事実には必ず出典をつけます
数字と経緯は、米沢市の公式資料・会議録・公的統計から取ります。記事の最後に参照先を並べて、読んだ人が自分で確かめられるようにします。
3意見は「意見」と書きます
調べた事実と、住んでいて感じたことは分けて書きます。主観のところには「ここからは私の感想です」と断りを入れます。
4わからないことは、わからないと書きます
確認できていないことを推測で埋めません。「まだ決まっていません」「資料に記載がありません」と正直に書きます。
5まちがいは直して、直した跡を残します
誤りが見つかったら本文を訂正し、いつ何を直したかを記事の末尾に残します。こっそり書き換えることはしません。